吸収式冷凍機

吸収式冷凍機の種類

吸収式冷凍機は、吸収力の高い液体(水-臭化リチウム・アンモニア-水など)に冷媒を吸収させ、低い圧力で気化させることにより冷凍する機械です。吸収式冷凍機の種類としては、水-臭化リチウム吸収式冷凍機、アンモニア吸収冷凍機直焚き式二重効用吸収式冷温水器、温水投入単効用吸収式冷凍機、直焚き式三重効用吸収式冷温水機などがあります。水-臭化リチウム吸収式冷凍機は消費電力が少なくフロン類を使用しないので、環境に優しいですね。

熟練職人が創る皮革製品専門サイト

吸収式冷凍機の仕組みと構造

ここでは、吸収式冷凍機のそれぞれの種類の仕組みと構造について書きたいと思います。

水-臭化リチウム吸収式冷凍機は、水を冷媒、臭化リチウムを吸収液として使う冷凍機です。

水-臭化リチウム吸収式冷凍機は一般的なのでメリット・デメリットも挙げておきますが、メリットとして、前述したとおり消費電力が少なくフロン類を使用しないため環境に良い、圧力容器・ボイラーという取扱いにならないため、冷凍機本体の運転に資格が不要である点などが挙げられます。

メリットがあれば当然デメリットもあり、大きなデメリットとしては定期点検をまめに行わないと壊れやすい、大型の冷却塔が必要となる、起動するのに時間がかかる、臭化リチウムは腐りやすい、などが挙げられます。

アンモニア吸収冷凍機は、冷媒にアンモニアを、吸収液に水を使用する冷凍機で、-60℃まで冷却できるので、冷凍によく利用されるようですが、アンモニアは有害物質なので、漏洩時の対策はきちんと講じておかねばなりません。

直焚き式二重効用吸収式冷温水器は、バーナーの燃焼で再生器を熱することで、2段階の熱利用をするもので、二重効用吸収式冷凍機は蒸気を熱源とし、主に、病院、ホテル、工場で用いられています。

その他、温水投入単効用吸収式冷凍機はコジェネレーションなどの温水排熱や太陽熱の利用に使われることが多く、直焚き式三重効用吸収式冷温水機は、バーナーを燃焼させて3段階の熱が利用されています。

国内における吸収式冷凍機で有名なのは、三洋電機、日立の2大メーカー。

三洋電機は2004年9に、世界最大の空調機器メーカーである米国・キャリア社と吸収式冷凍機事業で提携を結び、携契製品約85種類を「Carrier/SANYO」のダブルブランドで欧州や北米、南米などにおいて販売を開始しました。

これに伴ってグローバルな展開が為され、ますます三洋電機の吸収式冷凍機の需要は拡大しており、現在、三洋電機の吸収式冷凍機は国内市場でトップなだけでなく、中国でもトップクラスの人気を誇っているそうです。