オペレーティングリース

オペレーティングリースとは

オペレーティングリースとは、ファイナンスリース以外のリース取引のことをいいます。リース資産のリース期間満了時の資産価値(残価)をリース会社が査定し、資産価格から差し引いてリース料を設定するのが特徴で、リース料総額は資産価格より低くなります。リース期間の制約がなく、比較的短い期間で行うことが可能です。一般的に中古でも販売が出来るような将来の価値が見込める資産がリース対象となります。支払ったリース料をそのまま全額損金処理できるという税務上のメリットがあります。

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ファイナンスリースとオペレーティングリースの違い

リースにはファイナンスリースとオペレーティングリースとがあります。

ファイナンスリースとは、「フルペイアウト」と「リース期間中の解約不可能」を条件とするリースのことです。

フルペイアウトとは、リース資産の価格に、損害保険料や固定資産税などの諸経費を加えたすべてをリース料にすることです。

リース会社が企業の代わりにリース資産を購入し、企業はその代金を返済するという性質の取引になります。

固定資産税の納付や機械が壊れた場合に備えた損害保険への加入など、さまざまな事務手続きを借手自身で行うことになります。

ファイナンスリースとオペレーティングリースは、主に、リース料の設定方法・リース期間の制約・会計処理の3点で違いがあります。

リース料金の設定方法は、ファイナンスリースが取得価格に諸経費を加えた金額となるのに対し、オペレーティングリースは取得価格から残存価値を差し引いた金額となります。

このため、オペレーティングリースのほうがリース料が低くなります。

リース期間の制約については、ファイナンスリースは最短でもリース資産の法定耐用年数 の60%または70%でリース期間を設定しなければなりません。

オペレーティングリースについてはこの制約がありませんので、借手の希望する期間でのリースが可能です。

会計処理については、ファイナンスリースの場合、税務上売買とみなされるため、借手はリースした設備を資産として、借り入れた資金を負債としてそれぞれバランスシートに計上しなければなりません。

それに対し、オペレーティングリースの場合には、リース料を費用として計上するだけでいいので、バランスシートに影響を与えず、各指標を算定する際も有利になります。

これをオフバランス効果といいます。

ただし、上場企業の場合、解約不能なオペレーティングリースのうち未経過リース期間が1年以内のものと1年を超えるものに区分し、未経過リース料を財務諸表に注記する必要がありますので、注意します。