屋外 消火栓

屋外消火栓の設置基準

屋外消火栓は主に1、2階の消火を目的にしたもので、初期消火よりも中期、また隣接物への延焼を防ぐことにも有効といわれています。基本的に棟などの単位で設置するよう定められているものの、収容人数や床面積などに応じて設置基準が異なってくるので注意が必要です。なお、水源などの都合上により配管を屋外消火栓の設置場所から屋外にするケースが多いことから、その環境(一般敷地および重量車両通路、寒冷地)に応じて埋設の深さも異なります。

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屋外消火栓と屋内消火栓の違い

屋外消火栓は1、2階の消火活動や近隣への延焼防止など大きな影響力を持つことから、水源を必要とする消火栓です。

形状は3種類あり、消火栓内蔵型格納箱、地下式消火栓、そして地上式消火栓となります。

そのため水源や消火栓ポンプをはじめ、屋外消火栓箱、配管、ホース、ノズル、屋外消火栓起動押しボタン、そして非常電源などさまざまな設備で成り立っています。

家庭などに置かれる一般的な消火器とは異なり、扱いには筒先を持つ人(@)、バルブを開閉する人(A)が必ず必要になるため最低2人以上を要します。

まず外側にある火災報知機か内側の起動スイッチを押したあと、@はホースを完全に伸ばした状態で火元へ移動し、そのあとにAがバルブを開いて放水を始めます。

消火栓のタイプによって多少の違いはあるものの基本はこのような操作になりますが、放水性能の大きさを考えて手はノズルから離さない、人体に直接当てないことをとくに@は気をつける必要があるので注意しましょう。

なお、火災報知機か内側の起動スイッチを押すとポンプが可動すると同時にベルも発生し、併せて表示灯が点滅するしくみになっています。

平成14年には点検基準が改定され、屋内外問わず製造から10年以上を経過した消火栓は耐圧試験(ホース端末部のみ)を行うことが義務づけられました。

点検は各部位の性能面はもちろんのこと、屋外消火栓箱の状況やホースおよびノズルの収納状況なども細かくチェックされるようです。

そして屋内消火栓とのもっとも大きな違いは、放水性能だけでなく、消火栓とホース格納箱(ホースやノズルが格納された箱)が離れて設置されているという点(屋内消火栓のようにホースがバルブに接続された状態のタイプもあり)。

ちなみにホースやノズルに関していえば、消防隊が実際に使っているものとほぼ同じような構造になっているため、屋外消火栓の扱いは屋内消火栓に比べて難易度が高いといえるでしょう。